第26回どんぐりまつり報告



報告/岸田 元男

 


  日 時 2022年10月24日(日) 9:20〜13:30
  場 所

東西道路Cゾーン法面と側道

  共 催 (社)大阪自然環境保全協会堺自然観察会、鉢ヶ峯の自然を守る会
  参加者

大人12名 子供8名 

  スタッフ

垣井小西酒井野口山本岸田

  報 告

 晴天の下、集合場所に主催者の予想を上回る家族連れの参加者が集まりました。順番に手指消毒、検温、名簿受付等をしていただきました。トイレを済ませ、現地へ向かいます。高架の東西道路歩道からは少し色づいたコナラ等雑木林の森を見下ろすことができます。
 会場では別動スタッフが先に工作のための設営を済ませていました。
 挨拶、会場周辺の里山紹介、スタッフ紹介をして、早速工作づくりに入ります。当日の工作メニューは次の通り。
木の実のモビール、木の実の壁掛け、すすきのふくろう、どんぐりのコマ・ヤジロベイ、桜の枝の鉛筆・ピノキオ、どんぐり殻斗のイモムシ。スタッフが各コーナーに別れて工作の仕方をアドバイスします。
 材料の色んな種類のどんぐり、すすき、いろとりどりの木の実などは事前にスタッフが準備したり、当日集めたものもあり。
 こどもたちは各コーナーに別れて一生懸命作ります。はじめは見守っていたおとうさん、おかあさんもやがて手伝うだけでなく、自分の作品作りをはじめました。
 私はどんぐりのコマとやじろべいコーナーの担当で、こどもたちが工夫してどんぐりに色を塗ったり、顔を書いたりして、できたコマを嬉しそうに回すのを間近に見ることができ、自分も童心に帰ることができました。
10時から12時までの2時間があっという間に過ぎ、お弁当の時間が来てもまだ作り続けている親子も見られました。
 日陰で楽しくお弁当を食べ、どんぐりやしばぐり、ムカゴなどの試食も終えると、楽しいゲームの時間となりました。
 参加者はどんぐりを
10個持ち、少し離れたところに置いたバケツにどんぐりを投げ入れます。大人と子供に別れ、合計何個入ったかを競う ゲームです。こどもチームからスタート、こどもチームの仲間からも、少し離れて見守るおとうさん、おかあさんなどの大人からも声援が飛びます。年齢に合わ せてバケツの距離を調整します。7人のこどもが投げてバケツに入った総数は33個ありました。
 次は大人チームの番です。こどもたちはバケツを取り囲むようにして、大人が投げるどんぐりの行方に注目しています。バケツから外れたどんぐりはこどもたちが拾ってくれます。さて、大人7人が投げたどんぐりのバケツに入った総数は? ひとつ、ふたつ数えながらバケツの中からどんぐりを取り出し、どんぐりを育てている道路の斜面に投げていきます。その数34個! わずか一つの差で大人チームが勝ちました。
 楽しいゲームも終わり、最後に作った作品を手に記念写真を撮ります。みんなの笑顔が参加者の心に残りました。終わりの挨拶をして、もと来た道を戻り、解散しました。
 おとなもこどもも、参加者もスタッフも気持ちをひとつにして楽しめた一日でした。
楽しかったね、また来年会いましょう
! 

             

               クラフト作り                            壁掛け

                                     

           ススキのミミズク                           サクラの鉛筆作り

        

               どんぐりの玉入れ                  自慢の作品の 「作品発表会」          

参加者の感想

● どんぐりまつりに参加して                                  

               古川 日菜

 私は、どんぐりまつりで、どんぐりを、たくさんまきました。
その時は、虫食いのドングリも、あったけど、たくさんまけて、楽しかったです。
 その後、去年のどんぐりまつりで、もらったどんぐりで育てたどんぐりの苗を植えました。そして、工作では、どんぐりのペンダントを作ったり、かべかけと ススキのミミズクを作りました。ススキのミミズクは、酒井さんに、一つ一つ教えてもらったので、上手に出来て、うれしかったです。残ったススキのくきで、 リースも作れました。
 かべかけも木の実や葉っぱなのでかざりつけして、自分なりに良いのが出来ました。
 その後、むかごのご飯やくりにどんぐり、焼きマシュマロも食べさせてもらってうれしかったです。
 「今日植えたどんぐりの苗が、大きな木になるといいな。」と思いました。とても楽しかったので、また参加したいです