法道寺川・水生生物調査

報告/竹内

日 時 1997年9月27日(土)8:30〜12:30
天 気 曇り
場 所 堺市鉢ヶ峯 法道寺川 − 第二豊田川との合流地点下流川
調査方法 目視確認、たも網による捕獲
概 要
St.1
 魚類はギンブナ(死体)のみ確認。ゲンジボタルの幼虫は確認されなかった。山間部の渓流に住むクロスジヘビトンボが確認された。ゲンジボタルのエサとなるカワニナが多く観察された。

St.2
 魚類は、ギンブナ、ドジョウ(共に死体)が確認された。ゲンジボタルの幼虫は確認されなかった。山間部の渓流に住むクロスジヘビトンボ、シマアメンボが確認された。河川の中流域に生息するコヤマトンボ、平地から山地までの渓流に生息するオニヤンマが確認された。沼や池に生息するタイコウチも確認された。ゲンジボタルのエサとなるカワニナが多く観察された。

St.3
 魚類は、河川の上流〜中流にかけて生息するカワムツが1個体確認された。ゲンジボタルの幼虫は確認されなかった。山間部の渓流に住むクロスジヘビトンボ、シマアメンボが確認された。河川の中流域に生息するコヤマトンボ、平地から山地までの渓流に生息するオニヤンマが確認された。ゲンジボタルのエサとなるカワニナが多く観察された。

生息確認種一覧
 −は1個体、+は2〜10個体、++は11〜99個体、+++は100個体以上
 また、魚類に関しては実個体数とした。
          St. No.
種     名
St.1
下 流
St.2
<−>
St.3
上 流
カワムツ     1
ギンブナ 1 3  
ドジョウ?   1  
コシボソヤンマ + - +
オグマサナエ -    
コオニヤンマ +    
オニヤンマ + + -
シオカラトンボ + + -
ハグロトンボ     +
コヤマトンボ   ++ ++
ヤマサナエ     -
ヤブヤンマ   -  
ヒメガムシ -   -
オオミズスマシ -    
ギンヤンマ -   -
マメゲンゴロウ     -
タマガムシ     -
アメンボ +++ ++ +++
オオアメンボ   +  
シマアメンボ   +  
マツモムシ + ++  
タイコウチ   -  
カタビロアメンボ科の一種   + -
ヒメアメンボ ++    
フタバカゲロウ +    
クロスジヘビトンボ - - +
アメリガザリガニ ++ + +
ミズスマシ   +  
ヨコエビ科の一種     -
ユスリカ科の一種   + ++
カワニナ +++ + +++
サカマキガイ +   -
ヒメタニシ ++    
マシジミ - +  
イトミミズ   + +