講演会 小さな命からみた里山 −いま伝えたいこと−

 滋賀県の里山をフィールドにして、身近な自然の写真を撮り続け、「NHKスペシャル」や「生き物地球紀行」の取材も2年以上にわたって継続するなど、さまざまな分野で活躍される自然写真家今森光彦氏の話を、さる9月12日、堺市子ども文庫連絡会20周年記念の行事で聞くことができました。
 学生時代は東南アジアなどを放浪し、海外の棚田の風景になじんでいたところ、ある時、滋賀県の比良山の裏手の棚田風景に出会い、「これは全く同じ感じだ」とピンときて、以降、そこをフィールドにされているとのこと。スライドの一枚一枚に撮影の苦労話がたくさんあり、プロの写真家のこだわりを感じました。
 講演の後は、半日かけて、氏とともに鉢ヶ峯の森を歩き、あらためて身近な自然の楽しさを氏とともに味わいました。

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