報告/酒井和子
日 時 1998年10月24日(土)曇り後晴れ 9:30〜15:10 | |
場 所 堺市鉢ヶ峯の墓地公園 | |
主 催 鉢ヶ峯の自然を守る会・(社)大阪自然環境保全協会堺自然観察会 | |
後 援 堺市教育委員会、大阪府、大阪府教育委員会 | |
参加人数 84人 スタッフ22人 合計106人 |
プログム
9:00− | 受付(スタッフの打合せ) | |
9:40−10:00 | 挨拶・班分け | |
10:00−12:00 | 観察会・材料集め | |
12:00−12:40 | 昼食 | |
12:40− | どんぐりの試食 | |
13:10−14:00 | 工作 | どんぐりごま どんぐりこけし ススキのミミズク 紙トンボ 蔓のリース イタドリの笛 |
14:00−14:40 | ゲーム | 目隠しトレール 蔓の輪なげ どんぐり飛ばし どんぐりゴマ回し |
14:40−15:00 | 表彰式・歌 | |
15:00−15:10 | 挨拶・解散 | |
(後片付け・振り返り) |
感 想
今回は9月に、鉢ヶ峯の自然を守る会と堺自然観察会のスタッフをつとめる方々に集まっていただき、「実行委員会」を持って、運営の方法やプログラム、役割分担などを話し合った。
その結果、
@当日に配る「しおり」を止め、B4裏表1枚の刷り物にする
Aどんぐり飛ばしの景品の飴はやめる
Bお土産はなし、
と決まった。
工作の新作は牛乳パックで作る「紙とんほ」。重本さんが指導して下さることになった。
今年は南ブロックの校長会から、「どんぐりまつり」の説明に来るように求められて出かけて行ったせいか、学校から聞いたとのことで早々と参加の申込みが舞い込んだ。また、地域紙4紙に載ったこともあって、連日、電話の問い合わせが相次ぎ、例年になく反応は好調であったが、主なスタッフの不参加が多かったので、この分だとどうなるかと気掛かりだった。
前日はかなりの雨。また当日も「曇り後晴れ」の予報は出ていたものの、開催時点ではまだ雨がポツンポツンと残っていたので、遠方の参加者はあきらめられたのだろう。会場にはスタッフが目立ち、参加者ははんのわずか。お天気のせいだ、仕方無いとあきらめかけていたが、子供会の子供達や地元鉢ヶ峯の子供達がやってきてくれ、賑やかになった。観察会の班は2つにして、出発。シイの実やウバメガシ、クヌギなどのどんぐりの説明をしながら進む。お母さんたちにはススキやクズなど工作の材料を採ってもらう。第二豊田川では雨で増水して流れが速くなっていたので、笹舟を作って流して遊ぶ。台風が2度も来たので、コナラは大枝ごと折れ、アカマツは倒れ、いたるところで被害が出ていた。自然の脅威を知るのもよいと思った。
草はらは水たまりもあったが、昼には雨もあがり、思い思いに昼食。その頃にはススキのミミズク作りがシートの上に広げられ、どんぐり工作も始まりつつあった。
シイの実やむかごの試食コーナーはすぐに人だかりがし、焼き立てをおいしいおいしいと食べていた。ジャンボクイズは全員参加。優勝はお父さん。工作はシートに座り込んでみんな熱心に作っている。あれこれハシゴする子もいるし、一つ所でねばっている子もいる。お母さんたちはリース作りに熱中している。昨年あれほど人気があった目隠しトレールが、今年はなぜか不人気のようだ。イタドリの笛は園児や低学年にもて、紐をつけてやると首からぶらさげて吹いていた。そのうち輪投げなどの競技が始まり、あちこちで歓声が湧く。午後の2時間はあっと言う間。でもみんな満足そうだ。表彰になると、競技は1番、2番、3番は決まっているが、作品は個性色々で甲乙つけがたかった。ハーモニカに合わせて「ふるさと」や「赤とんぼ」の歌を歌って、終了する。小さな怪我一つなく終えられた。
振り返り(主な意見)
各グループの紹介の時間が取れなかった。特に別所ゴルフ場の件が出来なかったのは 問題である。 | |
景品はやめたらどうか。競技だけ賞を出したらよい。景品の出し方に一工夫を。お楽 しみなので景品は出したら良い。お母さんたちはいい景品で喜んでいた。 | |
自然の素材を使って遊ぶ良い経験になるので、継続していきたい。 リースに使う蔓といっても、どれが蔓か分からない人がいる。こんな体験もよいかと思 った。 | |
参加者の人数が少なかったが、これぐらいでちょうど良かった。 | |
ジャンボクイズがむずかしかった。 | |
工作の場所が2つでは狭かった。 |
参加者の感想