いったいどうなってんの温暖化防止への取り組み

米道 綱夫

1997年12月久しぶりに地球温暖化防止京都会議のデモをした。学生時代以来である。

今年は約1ヶ月前京都議定書が批准され発効された記念すべき年なのであるが何故か世の中いままでどおりという感じがしてならない。2008年から2012年の第一次拘束期間の間に日本は1990年を基準年とし、CO2 CH4 N2Oを6%も減らさなければならない。今実に1990年よりこれらの中のCO2に至っては10%も増えているという。ということは16%減らさなければならないのであるが、どうであろう皆様のところでは。

環境省も当時エコライフ100万人の誓い・アルコロジー運動・4つのチャレンジ運動・こどもエコクラブなど進めたがこれらの運動も下火となってきてしまった。自分自身は国民的義務としてプリウスを買おうと貯金をしていたが、ヒナコウモリに屋根裏をのっとられて、修繕費で貯金をはたいてしまった。残念。

昨年の夏京都のほうで自然エネルギーについてかなり具体的な講座があると聞いた。それまで省エネや自然エネルギーについての講座は技術的な部分や研究成果発表などの講座が多かったのであるが、この講座を聞いて自宅に太陽光発電を入れた人や風力発電を手掛けた人もいるという噂を聞いて参加してみた。6回の講座で料金は2万円 主催は気候ネットワークと環境市民である。

 1回目 自然エネルギー入門
 2回目 太陽光発電 太陽熱利用
 3回目 風力発電 風車を見に行こう
 4回目 バイオマスエネルギー
 5回目 雨水利用
 6回目 自然エネルギー普及への取り組み

太陽光発電はかなり身近になっている1KWあたり60万〜70万円まで下がった。家庭用なら3キロから4キロワットで十分だ政府の補助金は今年ほとんどないといってよい。
シャープ・京セラの多結晶 三洋の単結晶がいい。

風力発電を見に三重県久居市に行った 750KWの風力発電が24基青山高原に据えられそのうち市営が4基30%の稼動で2400世帯の電力を供給できる。久居市の全世帯の16%にあたる。全国各地に日本は風の通り道があり、原子力にかわる電力だと思う。ただ国の施策がまだ原子力にこだわっているのは困りものだ。

参考図書 チャルノブイリの真実

高速炉もんじゅ 日本のみ原子炉で燃やした残りを再び燃料として使おうとしている。
バイオマス 木質燃料のペレットは使えるが値が高い ストーブにいたっては60万円。
         実用化まで難題山積 但し供給量は底なし 材木を取った残りの部分だから。
ナタネ油 軽油と混ぜて車の燃料として使っている自治体あり。 広島県 滋賀県
        私の所属しているグループも実験的に東大阪恩地川河川敷に種をまいた。
雨水利用は200Lのドラム缶を家のベランダにおくことを勧めます。雨水くんという商品もあるのでどうでしょう。地域防災の観点からも必要と思いました。
最後に自分がなにができるかできるところからしようと思います。まず太陽光発電か

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