公害調停締結の意義−共同コミュニケ−

12−18−00
記者発表資料

大和開発観光株式会社
鉢ヶ峯の自然を守る会

公害調停締結の意義
−共同コミュニケ−

 今回の調停締結にあたって、特に意義のあることは地域の自然保護団体や市民が公害調停の場を通して、開発事業者にゴルフ場開発による自然環境への負荷を可能な限り軽減することを真撃で熱意ある態度で要請し、これを受けた民間開発事業者が追加費用が多額になるにもかかわらず、ゴルフコースのレイアウトの変更を含め開発計画の大幅な変更を行うなど、誠意をもって対応し、自然保護に理解を示したことにあります。
 又、従来、開発者と自然保護団体が対立する関係が通例になっているなかで、公害調停以後も双方が継続的に話し合いを行い、当該地域の自然保護に努めていくことになるなど、より良い関係が醸成されたと言えます。

 なお、調停成立に至る経過・調停項目等の概要については、別紙に記載しています。

アカシデの紅葉カスミサンショウウオ(左上は卵塊)